12AX7 特性の比較 松下製vsロシア製

12AX7 特性の比較 26HU5(T)×8 mono OTLに使う球を 測定しました ご参考になれば M:松下電器製中古品3本 R:ロシアソブテック製新品3本 通電後約5分後に測定 M:松下製3本 R:ロシア製3本

837((T)

837(T) 以前プラスバイアス測定方法が理解できたときに測定した837の特性です。 800番台の送信管には有名でかつオーディオ用に優れた特性がある球が多いが、この837を使ったアンプはほとんど見かけない。 837は807と同じ形状で、ヒータが12.6V0.7A、ソケット…

etracer による「6000」の測定(1)

etracer による「6000」の測定(1) 「etracer」はキットを買って自作しました。自作品なので、製作上の不備があるかもしれませんのでご了解ください。 etracerについてはこちらをご覧ください。 etracerデジタル真空管カーブトレーサー etracer真空管カーブト…

AL60 /CV9 測定

AL60 /CV9 測定 AL60のメーカ発表の特性図が見当りませんので、etrecerで測定しました。 これを検討しますと 今回プッシュプルアンプでは最適負荷抵抗は8kΩであることが分かり、最大出力は30Wと計算できました。 また、負荷抵抗5kΩは、出来ないことはない…

8B8(t)+(p)Esg=125V の測定

8B8(t)+(p)Esg=125V の測定 同じ名称の真空管で三結+五結パラレル接続の特性を測定しています。 これまでは6K6を中心にアンプ仕様を考えていましたが、6K6の球数が少なく探したところどうしても6本しか出てきません、 プッシュプルでは8本必要になるので方…

807(t)A+(p)B Esg=300V 再測定

807(t)A+(p)B Esg=300V 再測定 真空管「807」は日本でも戦前から生産され、世界各国で多数生産されたと思われ、特性も良くそろっています。 今日でも安価に提供されているのでもっと見直されても良いのではないかと思います。 Yさんから頂いた回路図をよく…

807(t)+(p)Esg=200/250/300V 特性

807(t)+(p)Esg=200/250/300V 特性測定 五極管の三結(t)と五結(P)のパラレル動作特性を測定していますが、五極管Esgを変えると特性も変わるので最適な組み合わせを見つけるにはEsgを変化させて検討することも良い手段だと思われます。 先のデータがEsg=300Vの…

6CL6(t)+(p)Esg=200V パラレルシングル動作特性

6CL6(t)+(p)Esg=200V パラレルシングル動作特性 三結*五結ではビーム管よりペントード管がつながりが良いことが分かったので6CL6で測定してみた。 6CL6のEsgを200V、250V、300Vと変えて計ってみたがEsg=200Vが6CL6三結時の直線性の良さが反映され、三結五結…

6K6(T)+(P) Esg=285V 測定

6K6(T)+(P) Esg=285V 測定 ついでに測定しました 結果のみアップします Esg=285VはA1PP動作例による(真空管マニュアルP119) (t)(p)個別のデータは省略します。 お役に立てれば幸いです 写真:横になっているのが追加した6K6(T)

6LU8 測定 写真 横になっているのが追加した6LU8P(T):三結球 五極管部分について (P)と(T)のパラレル接続データを測定しました ①(P)+(T):パラレル接続 Esg=120V Esg=120Vはマニュアルの特性データによる ①(P)+(T):パラレル接続 Esg=75V Esgを75Vまで下げ…

6K6 特性測定

6K6 特性測定 Esg=200V、およびその近辺Esgの特性 個体差がありますので-4、-5の2本測定しました ①-4:Esg=200V ②-5:Esg=200V ③-4:Esg=160~220V ④-5:Esg=160~220V ご参考になれば幸いです

807(P)+807(T) 測定

807(P)+807(T) 測定 「807」の「三結と五結」をパラレル接続して特性を測定しました。 ご要望があり、etracerのUXソケットのところへUYソケットを取り付けて、807三結と五結が同時に測定できるように改造しました。 写真:807は東芝球です。 測定結果は以下…

6EH7のペントード特性測定(Esg=90V) 教えていたいのは 1、この特性で良いのか? 2、オーデイオ用途ではどのように使ったらよいのか? 測定結果 先に掲載したHigm管6EJ7とよく似た球に6EH7があります。10本ほどの手持ちがありますので特性を測定してみまし…

6EJ7測定ー2

6EJ7/EF184(RCA) 測定-2 五極管接続と三極管接続特性 (P)と(T)を並べて掲載します 球番号はおなじものです ① ② ③ ④ ⑤ 五極管特性の測定は下図のプレート電圧:200Vによる

6EJ7 測定

6EJ7/EF184(RCA) 測定 6EJ7のEp-Ip特性曲線はメーカページに発表されていません 「オーディオ用真空管マニュアル」にも記載されていません アンプに使ってみるとかなりばらつきが大きく感じられ、特に差動増幅に使うときは特性をそろえる必要があります。 そ…

12EN6 の測定

12EN6(P) の測定 ARITO's Audio LabさんのCSPP用OPT「BW-2K7W」に使えなかと思って測定しました。 12EN6は忘れ去られた球ですが12W6や50L6に似た球です。 2本しか計ってませんのでばらつきが大きいですが、Esg=100V付近に選べば使えそうに思われます。

6EM5(P)特性測定

6EM5(P): CSPPアンプ製作候補球選定 以前に測定した11~14のデータを一覧にまとめましました。 12,13,14は使えそうですが、11は多すぎてダメ、後の分(15~20)を計って、4本選別します。 CSPPアンプ候補球として6K6、6BK5、6EM5を測定しまし…

6K6GT(P) 特性測定

6K6GT(P) 特性測定 球によって測定条件が少し違いますが Ep=0~300V Esg=250V Eg1=0~-50V CSPPアンプに使いたいと思ってましたが、中古球ばかりなので、測定してみました 球の番号は以前三結で測定したのと同じ番号球です 3が行方不明?で未測定 結果、2…

6EM5 再測定ー3

6EM5 再測定ー3 ③④2本の測定、続きです ③-13 ④-14 ご参考になれば幸いです。 写真は6BQ5測定の様子

6EM5 再測定ー2

6EM5 再測定ー2 個体番号:12 条件:Esg=150V 測定データはグラフ化する時に表示する項目が設定できるようになっています. 以下に4種類の特性図を示します。 ①Ip、Isg 個別 ②Ipのみ ③Isgのみ ④Ip+Isg加算

6EM5 再測定

6EM5 再測定 データの取り方が間違っていることが分かりましたので再測定しました。 間違いの原因は(T)と(P)の測定設定条件が同じになっていたためでした。 五極管Ipの測定は (T):Ip+Isg (P):Ip とするところを(T)の条件で(P)を測定したため、Isgが加算され…

6BQ5 再測定

6BQ5 再測定 データの取り方が間違っていることが分かりましたので再測定しました。 間違いの原因は(T)と(P)の測定設定条件が同じになっていたためでした。 五極管Ipの測定は (T):Ip+Isg (P):Ip とするところを(T)の条件で(P)を測定したため、Isgが加算され…

6BQ5測定

6BQ5-EH 2本の測定 今回の測定条件はEsg=180Vです ついでに三結も測定しました。 前回の6EM5と同じく立ち上がり付近は不正確かもしれません。 新品の在庫がないので、アンプに使っている球を外してきましたので中古品です。 R3、R4は個体の区別、EHはSOVTEC/…

6EM5(NEC) 4本の測定

6EM5(NEC)4本の測定 ご依頼がありましたので手元にある6EM5(NEC)4本を測定しました。 ・No.11~14までは五極管接続でEsg=150V ・No.11については三極管接続特性と五極管接続でEsg=150V~50V間を20Vステップで測定しました。 No.11~14 五極管接続 Esg=15…

6C33C-Bの選別

blog.hatena.ne.jp 6C33C-B の選別測定 真空管の選別 真空管OTLに使う出力管の選別は必要不可欠ですが、同一メーカ同一ロット品であれば、(神経質に)選別しなくても使用することが可能です、しかし現在に置いてそのようなまとまった数量の出力管を手に入れ…

11E3(T)

11E3(T) 以前の投稿かなぜか消えてますので、データのみ再投稿します。 その後調べたところ 11E3/CV73/KT44/PEN46 とありました http://www.r-type.org/exhib/aai0163.htm

6AW8A(P-T)-1

6AW8A(P-T)-1 高μ三極+五極管 6GH8Aに続いて三極+五極管の仲間をいくつか測定してみます。今回はTV映像増幅出力管6AW8A -1、-2は中古と思われる球 -3、-4は東芝の新品球(未開封品) この二種類にはかなりの違いがあり、先のグループは外観からは…

6GH8A(P-T)

6GH8A(P-T):再測定です 三極五極管は便利な球と思いますが、意外と製作例に登壇が少ないですね。手元にあるMJ編集誌「カラー実体配線図で作る・真空管アンプ」には12例が掲載されていますが、初段に三極五極管を使った例はありませんし、五極管ですら2例し…

6GH8A(P-T):五極管部の三結 電圧増幅用三極五極管、その五極管部分の三結特性を測定。通常五結で使われるが、三結使用はどうだろうか? 仲間に6U8、6AW8A、6AN8 、6BL8などがあるが、それぞれに規格が異なるのでうまく使いたいが、当方はこの6GH8Aをまだ使…

6/12/13JZ8-P(T)

12/13JZ8-P(T) なぜかこの球は良く頂く球でいくつかあります。コンパクトロン管で本来TV用垂直偏向管ですが、何となく使いにくい印象です。 6BM8とおなじ垂直偏向管の出自ですから、本来ならもっと出番があっても良いのではないかと思いますが。 使いにくい…