2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

6AW8A(P-T)-1

6AW8A(P-T)-1 高μ三極+五極管 6GH8Aに続いて三極+五極管の仲間をいくつか測定してみます。今回はTV映像増幅出力管6AW8A -1、-2は中古と思われる球 -3、-4は東芝の新品球(未開封品) この二種類にはかなりの違いがあり、先のグループは外観からは…

6GH8A(P-T)

6GH8A(P-T):再測定です 三極五極管は便利な球と思いますが、意外と製作例に登壇が少ないですね。手元にあるMJ編集誌「カラー実体配線図で作る・真空管アンプ」には12例が掲載されていますが、初段に三極五極管を使った例はありませんし、五極管ですら2例し…

6GH8A(P-T):五極管部の三結 電圧増幅用三極五極管、その五極管部分の三結特性を測定。通常五結で使われるが、三結使用はどうだろうか? 仲間に6U8、6AW8A、6AN8 、6BL8などがあるが、それぞれに規格が異なるのでうまく使いたいが、当方はこの6GH8Aをまだ使…

6/12/13JZ8-P(T)

12/13JZ8-P(T) なぜかこの球は良く頂く球でいくつかあります。コンパクトロン管で本来TV用垂直偏向管ですが、何となく使いにくい印象です。 6BM8とおなじ垂直偏向管の出自ですから、本来ならもっと出番があっても良いのではないかと思いますが。 使いにくい…

6K6(T)

6K6(T):その2 以前にも測定しましたが他に4本手元に出てきたので測定しました。この4本の内4は明らかに中古球、5,6,7の3本はまだ使えそうな球です。 この球は、2A3 SRPP OTL(スティーブンスOTL)のドライバー管に使っていたもので、製作当時数本集めまし…

6SH7(T)

6SH7(T) NEC いただきもので新品です。良く使われる6SJ7に似た外見ですが、アンプにはあまり登壇しません。私も使ったことがありませんが、GT管はしっかり作られているので安心感があります。調べてみると6AU6の元になった球とか? 普通は五極管接続で使われ…

11E3/CV73(T)

http://www.r-type.org/exhib/aai0163.htm

6939(T)

6939(T) この球もその筋の方にはおなじみと思う。昨日の5656とは兄弟分の双五極管である。ピン接続が番うので差し替え使用はできない。 プレート損失がわからないので適当に設定したが、大き過ぎたようだ。オーディオ用途の場合はパラレル接続で3~5W程度…

5656(T)

5656(T) 高周波用の双五極管ですが、その筋の方にはなじみのある球と思います。多数在庫があるので何とかオーディオ用に使い道がないかと考えています。 この球はKとG2が共通になっていますので、両ユニットを並列にして測定しました。プレート損失は仮に並…

ロシア水平偏向出力管 ①6n13c(T) & ②6n13c(T)(P) 6BQ6によく似た外観の球、特性は若干違うようだ。 ピンコネクションは違うので差し替えはできない。 6n13cピン番号は(6DN6と同じピン接続) 1:NC、2:H、3:KG3、4:NC、5:G1、6:NC、7:H、 8:G2 三結…

6CA7(T) MATSUSHITA

6CA7(T) MATSUSHITA 真空管アンプ修理用に預かった十数本の6CA7、内4本を測定しました。 オリジナルデーターシート 三結特性が記載されたデータシートはこちら https://tubedata.jp/sheets/129/e/EL34.pdf 最初の4本測定結果 ①-1、-2は、単体箱に入って…

E130L(T) (Mullard) 再登場ですが、以前測定したのはTELEFUNKEN製です。ヨーロッパ球ですが、米国や日本製に該当品はないようです。 このMullard製E130Lは現用アンプに取り付けている球で、直線性の良さは300Bも真っ青というところでしょうか。この2本は選…

6LU8 五極管の三結特性

6LU8 五極管の三結特性 五極出力管部分の三結特性です。 気にしなればこのくらいの違いは許容範囲と思いますが、プッシュプル出力段に使う場合はなるべくそろった球を使いたいものです。 この球は次に製作予定の大型OTLアンプの電源に使う予定ですので少々の…

6CL6

6CL6(T) TV映像増幅出力管として活躍した9ピンMT管、ヒータは6.3V0.65A。この球のトランスレス球が見当たらないが、後に6AW8Aや12BY7Aなどの出現で出番がなくなったのかもしれない。アマチュア無線機にも活用された様子。 オーディオアンプ製作例はあまり見…

7695 4本測定

7695 GE 4本の測定結果 昨日に続き7695を調べてみると、RG誌2012年8月号新忠篤氏の記事が掲載されており「最後のビームパワー管」と紹介されており、真空管時代の最終期に開発生産された球のようです。 当方はデータシートに記載されていたSRPP回路で製作し…

7695-1 GE

7695 この球は初めて知りました。9T9管、調べると隠れた名球の様ですね。マニュアルには、A1シングル動作時、Eb=130Vで最大出力4.5W得られるとあり、ヒータは50V0.15Aとトランスレスで使いやすそうです。 4本ありますので全部測定してみます。マニュアルには…