807(P)+807(T) 測定

807(P)+807(T) 測定

「807」の「三結と五結」をパラレル接続して特性を測定しました。

 

 ご要望があり、etracerのUXソケットのところへUYソケットを取り付けて、807三結と五結が同時に測定できるように改造しました。

写真:807は東芝球です。

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測定結果は以下の通りです

807(P)-A と 807(T)-B の2本合計プレート電流は

Ip=AIp+B(Ip+Isg)

807(P)-AのEsg=300v

 

 

結果として「三結と五結」特性図を眺めると「三結と五結」のIpが合成されたような形になりました。

 

測定条件

・プレート損失は50W(25W+25W)

・スクリーン損失は5W(2.5W+2.5W)

・ヒータ電流は1.8A(0.9A+0.9A)に各々変更しています

・球A:五結(P)、球B:三結(T)

 

①807(Ap)+807(Bt):パラレル接続

(P)(T)が(p)(t)に変更しているのは他のデータとの区別するためです

②③は個別球の特性です

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②807(P)-A:五結特性 Esg=300V

 

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②807(T)-B:三結特性

 

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ご活用いただければ幸いです・