8156(T)
8156(T)
このetracer測定では三結データを公開しているが、これは真空管メーカ発表特性には多極管の三結データはあまり公開していないので、自作者向けに三結データを測定して提供している。もちろん多極管データも取れるので必要があれば測定するのでご了承願いたい。
手持ちの水平偏向出力管はほぼ測定したので、ちょっと変わった球を2~3測定しようと思う、最初にあまりなじみの無い8156という球を。
8156はコンパクトロン管、中には電極がしっかり詰まっていて高信頼管の様子。
調べてみると、MJ誌2008年8月号P-84に黒川氏「真空管活用ガイド」に掲載されている、それによると「175MHz、出力15W程度までの移動局終段用に開発されたビーム4極電力増幅管」とあり、オーディオ用ではビーム管シングルで4W、プッシュプルで15Wの出力と紹介されている。
ヒータは13.5V0.3Aだが、トランスの6.3V+6.3V=12.6Vでも使えそう。三結ではEsg=250Vなので注意して使いたい。
送信管なのでプラスドライブも可能かも?
<バイアスプラス側のデータを下に追加しました>
いつ買ったのか忘れてしまったが、2本のみ所持しているので測定した。まだアンプには使ったことはないが。
バイアスプラス側の測定データを追加
+10,20,30Vの順、+10Vならプラストライブできそうです。