26HU5(T)

26HU5(T)

水平偏向出力管として真空管OTL用には最も適した使いやすい球。USソケット(オクタル)ベース、プレート損失33W、Esg=250V5Wの大型管、ヒータは26V0.6A、4本直列でAC100V点火できるので便利。

OTLアンプ製作例も多く、初めてOTLアンプを製作される方には使いやすい球と思う。2~3パラSEPP(4~6本使用)が使いやすく、4パラ(8本使用)では発振リスクが伴うのでハイパワーを狙う場合は製作手腕を要します。

一般に水平偏向出力管はバラツキが大きいので、できればメーカを統一して使いたいが、昨今多数の同一メーカ、同一ロットの球は入手難。球にバラツキが大きい場合はプレート電圧を150V以下に下げて使うようにしたい。

参考に4本違うメーカを測定してみた。この4本は以前に簡易測定した数値があるので参考までに特性表の下に記入した。

f:id:arunas001:20200314122521j:image

(注:測定点において300mAを超える場合は表示されない)

 

26HU5(T)-1 RCA

 

 

f:id:arunas001:20200314113119j:plain

26HU5(T)-2 SYL

 

f:id:arunas001:20200314113301j:plain

26HU5(T)-3 DUM

f:id:arunas001:20200314113404j:plain

 

26HU5(T)-4 LIN

f:id:arunas001:20200314113616j:plain

当方製作の26HU5 OTL

f:id:arunas001:20190316102610j:plain