PL509/40KG6A(T)
水平偏向出力管としてプレート損失40W、最大カソード電流500mAと最大規模を誇る。欧州生まれ、松下電器が国産化した。(プレート損失等はメーカによって違い、マニュアルの細部規格もちがうので、使用するときはよく確認すること)
最近はJJ社からオクタル(US)ベース、プレートがソケットに出ているトップレス球が発売されている。
OTL出力管としては26HU5と並んでよく使われる。当方では25年ほど前、松下製40KG6Aを使ってOTLアンプを製作、現在はFB友の下で活躍している。(その他は下の写真参照)
この6.3V球EL509/6KG6A はフッターマン H-3 OTLにも採用されている。
また、Sgドライブも有効で、シングルで実験の結果、Sg直結ドライブが可能であることが分かった。
写真説明
①当方自作40KG6A
3パラ*2CH OTL(モノラル構成で2台分収納している)
②当方自作フッターマンH2+3型 40KG6A 1パラOTL
前段は6AN8、出力段はEp<EsgのH-3型としている
③当方自作ロシア6KG6シングル(Sgドライブではない普通のg1ドライブ)
④当方自作フッターマンH-3 OTL
当初は6HJ5で製作、後に JJ EL509 に改造した.
⑤オリジナルフッターマン H-3 OTL EL509/6KG6A
今回はフィリップス球2本を測定した。松下球は明日に追加します。